10(本)
2020よかった本!!!!
- ポストサブカル焼け跡派
- 私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。
- ずばり東京
- 1989年のテレビっ子
1
TVOD、2020、百万年書房
今年(サブ)カルチャーをよりアカデミックに捉えるという行為をしばしば行っていたが、全ての出発はこの本を読んだことに起因する。膨大な知識を持つTVODというコメカさん、パンスさんの二人からなる批評ユニットが、対談形式で、論を展開していく。一人の人物(椎名林檎、フリッパーズギター、電気グルーヴ、大森靖子、星野源など)にフォーカスしながら、時代背景、社会の動きなどが語られる。
文化史、政治史、宗教史、音楽史、どれか一つにでも興味があれば、この本はそれらに新しい見方を与えてくれる。
2
平野紗季子、2020、マガジンハウス
まちと飲食店に関する写真とエッセー。大好き平野さんの最高な本。服部一成さんによるデザインも最高。紹介されている飲食店、余すことなくメモをした。まちあるき推進本。
3
開高健、1982、文藝春秋
1960年代の東京のことが鮮明に描かれている。エッセーとしての楽しみ方より、歴史資料として楽しんでいる自分がいた、
4
戸部田誠、2016、双葉社
1980年漫才ブーム以降のバラエティ番組、芸人さんにまつわる細かすぎる記述が読める。(タモリ、さんま、たけし、紳助、とんねるず、ウンナン、ダウンタウンなど)
物語の連続、何が真実で何が創作かわからない語りの数々、その全てが直視できないほど輝いていて疑うことなくただそのまま感動してしまう。
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