70(喫茶2021)

2021総括ということで今年もまとめ記事タームにはいります。第1弾は喫茶店です、

これは今までのベストではなく、2021初訪問店からの選出です。

  1. ルネッサンス (高円寺)
  2. 伯爵 北口店 (池袋)
  3. 荻窪 邪宗門  (荻窪)
  4. ロッジ赤石  (浅草)  



1 ルネッサンス

高円寺駅南側にある名曲喫茶。メニューは珈琲、ジュース、ティーの3つのみで、前払い制。外観というか看板だけではなんとなく安っぽいのだが、中に入ると本物でしかない。ここでは中野の伝説の喫茶店「クラシック」で使われていた家具や道具をそのまま利用している。中でもリクエストボードなる黒板の年季の入り方が異常なのでぜひ見て欲しい。



2 伯爵 北口店

ふろくでも書いたが、喫茶店の存在意義を改めて実感させられたのがここ伯爵だった。老若男女、引いては国籍すら問わず様々な人間が同居する空間。動画を見る、打ち合わせをする、本を読む、各々がそれぞれの行動をとる。基本的には何をしてもいい、究極の多目的空間。いろんな良さがあるが、喫茶店はこうあるべきなのかもしれない思った。


3 荻窪 邪宗門

ここは絶滅危惧喫茶。建物もボロボロ、店主もめちゃくちゃにおばあちゃん。何かのきっかけでいつ閉店してもおかしくない、そう思わせる脆さと儚さがある。古い店なのにTwitterをやってて(ちなみに世田谷邪宗門もやってる)、そこでは店が倒壊するまで続けると書いてあるが、油断はできない(というか危ない)。行きたい人はすぐ動いてね。


4 ロッジ赤石

この店でも伯爵と似たようなことを感じた。私が行ったのは夜21時。しまっていることも覚悟の上だったが、暗い住宅街の中に光が見えた瞬間、孤独を救ってくれたような感覚になった。店内には家族客、おじいさん4人組、常連のおじさんなどで賑わっていて、日常的にいろんな人間が共存している、これこそが喫茶店だと確信した。

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