253(1.11)
たいして仕事してないのに心が疲れて、いまロッジ赤石で避難している。脳と心を落ち着かせたくてきたのに、またロージナの時みたいにいい意味でくらいまくって、逆効果になっている。
わたしがすみっこの席で見ているこの目の前の景色すべてが、人間の本来の営為が、どんなものよりも確かで、これを信じていたいのに、という気持ちになる。誰だかわからない客たちがたくさんいて、誰だかわからない人たちが楽しそうにしている。ウエイターが働く。客と会話しながら働く。サボっていてもいい。それが人間の本来の生き方だったらなんでもいい。卵を店内の冷蔵庫から厨房へ運ぶ。洗い終わった食器を拭く。客がしゃべる。デザートを食べながら話を聞く。有吉の壁が無音でついてる。誰も見てない。でもずっとついてる。鍋焼きうどん1100円。目の前のコーヒーが冷えていく。9:00〜24:00の張り紙。新たな客がやってくる。30代くらいの男性3人組。「ちょっと地獄やな」と言った後、うはははははははと笑っている。デザートを食べてたおばちゃんが話し出す。
この営為は永遠のはずなのに、永遠じゃない気がしちゃう。だから私は喫茶店に来る。いや、違う、単純に癒されに来ただけだよ^_^ はやく、資本主義から遠いところに行きたい。できるだけ遠く。
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