267
しずちゃんがいってる「実力の時代」、いまのファッションのトレンドに言える話だな〜と気づいた、ので少し書く。
2016年にすでにロッタが言ってたことだけど、もうサブカルチャーはどこにもなくて、文化の文脈が無視されまくってるという話。極端にいえば、そのアーティストの音楽を全く知らずにバンドTを着るみたいな。
で、まあこの傾向はどんどん進んでて、というのも、今いけてる若手のファッション業界の作り手たちが、揃って好きなブランドはないと答えている。これまではブランドでみんな推してて、そのブランドのデザイナーはどんな人で、どんな考え方で服を作ってて、誰に影響を受けているのか、ファッションで何をやろうとしているのか、ブランドのアイテムもさることながら、ブランドの持つバックボーンに惚れ込んでたと思うわけですよ。
ただ、今はみんな好きなブランドを聞かれて閉口してしまうように、ブランドベースで服を選んでない。そもそも情報量が多すぎる世の中で、動画もどんどん短くなり、ぱっと見の印象の重要度がぐんぐんあがってる。ファッションももちろんそうで、その服の奥に何があるのか、ではなくて、その服、そのアイテム単体が持つ魅力の方が重宝がられる。グラウンズとかもその例に挙げられるでしょう。
というようなわけで、ブランドの背景云々より、そのアイテムがいかにイケてるか、に視線が注がれていて、これって、物語によるみせかけとか、ちょっと雰囲気でだませちゃうかつてのブランド戦略が無効化しつつあり、評価軸が、いかにインパクトがあって可愛いアイテムをつくるか、にある。ビジュアルの見せ方も重要。
そうして、靴のgrapeとか、ニットのチルチルちゃんとか(両者めちゃくちゃ離れてるけど) も上手くいってるのかな〜など思いました。
どちらにせよ、ある程度のファッションリテラシーは必要だけども!
今日の夜は、かいちゃんの家で、みたにさんまぶちさん、じーこさんたちと、ファッショントークに花が咲きまして、自分で話してて、改めて気づいたことが上記でした。
ファッションはまじ楽しい。まじで楽しい。
追記:
あとで気づいたんですけど、しずちゃんはこれをイマジナリー1でやろうとしてたわけですよね、、、すいません、なんか、そうだよな
0コメント