KAƵMA
しずる池田さんがKAƵMAへ改名したニュースを見て、こんなに素晴らしいことがあっていいのかと、心を大きく動かされたのでブログを書くことにしました。
日本国民みんながいつ狂ってもおかしくない、激ヤバ2022年において、このニュースは直視できないくらいの輝きを放ってみえた。
まず、超絶どうでもいい。私の人生に全く関係がない。Zに棒が付いていることが話題になっているが、付いてたら少し面白いだけで、付いていなくてもほとんど変わらない。この世の中に何の変化も与えない。だが、そのどうでもいいということが、たまらなく愛おしく、希少価値のあるものに感じ、池田さんの宣材写真の謎の目つきもありがたく思えてくる。
見出ししか読んでない人はわからないかもしれないが、実際の発表方法は、3回目の出演となる山形のローカル番組での「テロップ」であった。「3回目というそこまで馴染みもない」山形テレビのローカル番組「ytsスペシャル」の、「テロップ」だ。「テロップ」である。
Twitterで#重大発表で検索をかければ、生配信の告知や公式アカウントのツイートなどが山ほどヒットする時代に、改名発表をテレビのテロップで行った。
今後の活動に影響を与えるほどの発表を、告知なくサラッと公表することは、重大発表過多なこの状況下に、一石を投じる行為であり、いまこそ私たちはその価値について再検討する必要がある。
しずる池田さん、いやKAƵMAはこれまでも同様のやり方を繰り返してきた。ファミマの店内ラジオで結婚発表。自主制作のラジオで第一子誕生発表。闇営業問題のインタビューでは、数分の間無言を貫いた。彼の姿勢は、本音語りが活発に行われている今のお笑いの動向に反する。しかし、本来の笑いのあるべき姿はこちらなのではないか。私たちは美談に魅せられ過ぎている、そろそろ目を覚さなければいけない。
こう思わせてくれたのもKAƵMAのおかげ。このニュースをきっかけに、意味や理由を求めることから離れてみるのはどうだろうか。
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