92(5.14)

8時起床。
明天バイト。いつメンで楽しかったけどやめたい。休憩は麺と未来と、古本屋に行く。ぴあの88年の東京の地図と、大東京繁昌記、ぼくは本屋のおやじさんを買う。閉店後、華ちゃんが水餃子の焼きverを作ってくれる。美味しい。みんなとのおしゃべりも楽しい。20時退勤。
何も満たされないので、さらに空虚を求め新宿へ(嘘)。本当の目的は、夜までやってる救済本屋ブックファーストで、大竹伸朗の「既にそこにあるもの」を買うこと。昨日ロープウェイで伊藤さんが、この本にまつわるエピソードを教えてくれたのだった。 
途中でやめるの主宰であり、伊藤さんの旧友、山下陽光が、2004年当時、単行本で発売され絶版になっていた「既にそこにあるもの」に感動し、自ら出版したいと考えていたそう。実際に、単行本をガリ版で印刷し、複製本をつくった。その後、大竹さんの個展の出待ちをし、本人に出版の許可をもらうため直談判。その依頼を聞いた大竹さんは、嬉しそうにしながらも、実は文庫本の話が進んでいると、話したという。結局山下さんによる出版は叶わなかった。
文庫本の発売当日?伊藤さんがそれを手に取ると、文庫版あとがきに、坊主頭の若者(山下陽光)が出待ちしていたエピソードが掲載されているのを発見。急いで、山下さん本人に伝えると、飛んで喜んだそう。
山下さんもこのことをブログに書いているから、文庫版あとがきと読み比べることで、二つの視点でこの話を読むことができるんだと、昨日伊藤さんが教えたくれた。私からしたら伊藤さん含め3人だななんて思うわけだけど。

まあということで早く文庫版の既にそこにあるものを手に入れなきゃと思ったわけである。購入後すぐ、後ろのページからめくり、真っ先にあとがきを開くと、本当にその話が載っていた。当たり前だけど、感動した。世の中ちゃんと繋がってて、一つの世界線だと痛感した。そして、山下視点のブログを読もうと思ったのだが、まさかのリンク切れ!!!!!埋め込まれたURLまではわかるけど、開かない。https://blog.goo.ne.jp/bashop/e/01b8ded62c61febb28cb9cebb58a8962
困った。どうにかして開く方法を探してみようと思う。

この日は本屋の後、タイムスへ。混んでたので、カウンターに座り、マスターを眺めつつ、課題やらなきゃなと思ってなにもしなかった。







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