127(6.16)
大学へ。
13:20~18:20が授業。3と5限は受けたが、4限はサボった。3限を受けながら、どうしても今、赤瀬川原平の芸術原論を読まなきゃいけないという衝動に駆られたから。授業終わり次第、大学図書館に駆け込み、一気に半分まで読んだ。読んでいると、いろんな思考と想像が脳内で止まらないので、それを繋ぎ止めるために、ノートに考えたことを書き殴っていた。1時間くらいそれをやっていたら、集中力も切れてきた。
芸術原論を読みながら思ったことであり、今日一瞬考えていたことなのだが、文豪にとっての娯楽は何であったかが気になっていた。今で言えばカルチャーみたいなことだが、なんというか私なんかはそこに自己同一性を見出しがちで、全然グラグラだからそれはすぐに崩れて地獄を見るみたいな、経験が何度もあり。。。てな感じで、まだ時間もあるし、文豪の人たちの随筆集を探す。私は創作表現そのものよりも、その裏の生の思考の方に興味があるのかもしれない、その上での作品だ、と思う。まあ置いておいて、芥川と川端の随筆を読んだ。娯楽が知りたかったのに、本を開くときにはそれは忘却していて、当時の東京の描写や自意識みたいな内容ばかりに気がとられた。中でも芥川の「僕は」という文が良かった。私がこの間4月末に精神が浮遊して、考えて考えてたどり着いた答えと同じことが書いてあった、でもそれの解消法は書いてない。ちょっと何言っているかわからないと思いますが、これは私の日記なのですみません。
5限は無事平常心で受けられた。でもまだ物足りないから、本屋巡り。大学近くの中村書店→6月末で閉店する古書サンエー→フライングブックス。恥ずかしながらフライングブックス初訪問で、ただのオシャレ&ヴィジュアル系本屋かなと思ったら、意外と楽しかった。でも高い。渋谷でて、新宿へ。途中でベルクのカレーを食べる、毎日これだけでいい。うまい。お腹を満たして、昨日も行った模索舎へ。さらっと店内一通り見て、スペクテーターの秋山道男の回を買う。結局雑誌なんかい、って感じなんだけど、きっといつか役立つだろうという確信があった。
その後、丸の内丸善へ。赤瀬川の芸術原論買おうと思ったのに、ない!最悪!で、今オアゾのスタバでこれを書いております。今日は意外といい1日にできた気がする(まだ夜は長いが…)。
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